みなさん、残業していますか?笑
働き方改革が進んできて、そんな中、リモートワークが導入され、私も環境の変化があったわけですが、良いところ、悪いところが見えてきましたので、まとめて紹介したいと思います。
働き方改革-どのように働き方が変わったか?
まず、どのように変わったかを前提として紹介します。
働き方の変化
- 裁量労働制なのに残業の上限時間が決められた
- 研究開発の裁量労働制が禁止
- 研究開発の残業禁止
- リモートワーク導入
ちなみにコロナウィルスが流行し始めた時期が、②と③の間です。
ん?裁量労働制って何??
めちゃくちゃ簡単に説明すると、『残業無制限、個人で勝手に時間の管理してね』っていう制度です。
私も以前は、裁量労働制で働いておりました。
研究開発をしている人っていうのは、この裁量労働制で働いている人が多いのです。
それは、研究というものが時間で区切ることで、大きな成果を出せるようなものではない、という認識から来ています。
え?残業が減るならいいんじゃないの?
しかし、世の中そんなに甘くありませんでした。それでは本題に入りましょう。
働き方改革 悪い点と反省点
仕事量が変わらない
『仕事の時間は減ったけど、仕事量が変わらない』
『仕事が終わらず、結局、家で持ち帰って仕事している』
そもそも働き方が変わったのですよ?
時間が減ったなら、仕事量を減らす、減らないなら人を増やす、もしくはスケジュールを変更する。
本来なら、上記のような対応をしなければいけません。
仕事を減らすには?
仕事には、こうしたら終わり、っていうところがありますよね?
決まっていないなら、すぐに決めましょう。何をアウトプットすれば終わりか?を考えます。
でも、こんなことを言われたことないですか?
『減った時間は工夫してね』
工夫で何とかなるんやったら、最初から工夫しとるわ!!!!
よくあるやり取りかもしれませんが、この指示には、いくつか問題点があります。
- ”工夫”というあいまいなワードでぼやかした指示
- ”スケジュールは変えないでね”という暗黙の指示
具体的な方策が無いと、実現することは難しいですよね。
私が思うところなのですが、こういう 具体策を言わない、というのは実は非常に楽です。
仕事で一番時間を使うのは、具体的にどうするか、を考える部分ですから、これを部下に丸投げすると楽に決まっています。
指示をする人も受ける人も注意しましょうね。
具体的な部分を支持するか、無い場合は一緒に考えるようにするとうまくいきます。
また、受ける側も具体的な内容を安請け合いすると後で大変ですので、しっかりとどういう風にするかをすり合わせておきましょう。
考える時間は残業?自己啓発?
これは難しい問題ですね。
私は過去にこんなことを言われたことがあります。
「家に帰っても考えることはできるよね?」
「成功するためには、四六時中、仕事のことを考えねばならない。」
研究開発の人だったら、結構あたり前にやっている人は多いのではないでしょうか?
これが指示だったらアウトのような気がしますが・・・。
ただ、成功者って、やっぱり結構な努力をしているので、的外れか、と言われるとそうでもないと思います。
話を戻すと、裁量労働制のときは、会社で考える時間もあり、定額ではありますが残業も出ていました。
しかし、裁量労働から外れ、残業禁止になったときが大変。
定時間の8時間では研究開発で調べものだったり、調査していると、まったく時間が足りません。
その結果、考える時間はプライベートの時間へスライドされるわけです。
まぁ自己啓発、と考えれば許されるのかもしれませんが、残業代ゼロなので、金銭的にはつらいですよね。
残業代がモチベーションになっている場合や、プライベートをつぶしてしまっているのに対価がない、という考え方をしている場合だと、病みます。
というか私は精神的にかなり追い詰められました。
対策
働き方改革で、早く帰ることになりましたが、これまで述べたように、下記のような弊害が出てきます。
今までと変わらない仕事量に押しつぶされる
残業代もらえないのに、プライベートを潰して仕事をうまく回すように考える
ではどのような対策をすればよいか。
それは 副業です。
私がやっているように、 ブログを書いてみましょう。
ブログを書くことで、下記のようなメリットがあります。
ブログのメリット
- 収益化につなげることができる
- アウトプットする場が増え、学んだ知識が深く身につく
- 情報を伝える能力が向上する
ブログというのは、資産型の副業と言われていまして、 書いた記事は毎月ある程度の収益が発生します。
つまり、 収益のある記事を書いてしまえば、月の収益が半永久的に続く、っていうことです。
確かに、 キープするためには、メンテナンスも必要で、収益化に時間はかかりますが、何も無いよりはマシです。
そして、 学んだ知識が深く身につく、 情報を伝える能力が向上する、ということが非常に大きいです。
研究開発の人って、いろいろな情報をインプットしますが、アウトプットまで繋げれない知識もとても多いと思います。
そういったとき、会社の情報に触れないように、ブログ記事にしてしまうのです。
知識の定着というものは、アウトプットしたときに記憶に残りやすいです。
効率的に知識を自分の者にするために、積極的にブログでアウトプットしましょう。
そして、これを続けていくと、情報を伝える力も身に付きます。
伝える力というのは、社会人の基礎として非常に重要なのですが、意外と研究開発の人って、おろそかにしがちな部分なんですね。
私もブログを書き始めて、資料にまとめるスピードは格段に上がってきたと感じています。
働き方改革の良い点
やはりプライベートの時間を確保できる、ということに尽きます。
定時で帰れる、リモートワークで通勤時間が無くなる、など、家族と過ごす時間が増えるのは非常にうれしいですね。
先ほど挙げたブログなどの副業に割く時間もできます。
この自由な時間で何をするかで、周りの人とさらに差が広がります。
日本のサラリーマンの平均自習時間は、1日6分とも言われていますので、要するに周りは全然勉強していないのです。
しっかり勉強しているだけで、周りから頭一つ抜け出すことができます。
まとめ
働き方改革は、少しずつ確実に進んできています。
緊急事態宣言での企業の取り組みで、加速した部分も大きいですね。
仕事の時間は減ったけど、作業量は変わらない。
その結果、残業代は減るし、持ち帰りで仕事をする、結局プライベートの時間がない。
そういう悩みを抱える人は本当に多いです。私の周りにもたくさんいます。
副業のブログを、対策の一つとしておススメさせていただきましたが、最適な方法というの人それぞれだと思います。
是非、自分に合った時間の使い方を探し出してほしいと思います。
時代は変わります。
『強いものが生き残るのではない。変化に対応できるものが生き残るのだ』
生物学者のダーウィンの言葉です。
変化に対応できるように、変わることを恐れずに、ちょっとずつでもいいので副業にもチャレンジしてみましょう。