振動工学の勉強をするのにオススメの書籍って何かないの?
それじゃあ先生が初心者向けにいくつか厳選したものを紹介するね。
今回は振動工学の初心者向けに厳選した教科書・参考書を紹介します。
振動にかかわる教科書・参考書は、振動工学、機械力学、振動・波動など、表記が異なることが多いですが、基礎的な内容はかぶっていることがほとんどです。
それぞれの分野で深堀している内容が異なりますが、初心者にはそれほど気にしなくてもよいと思いますので、
まず基礎力をしっかりと身につけてから、深い内容に入っていきましょう。
本サイトでも振動工学について解説しておりますので、参考にしていただければと思います。
振動工学の基礎
この本が教科書として1番バランスが取れています。
難しすぎず優しすぎずの教科書です。
後半の多自由度系や連続体の話については、説明が少し省かれている部分もありますので、他の書籍などで補う必要があるかと思います。
振動工学 基礎編
この本も非常にわかりやすく、難しすぎず優しすぎずの教科書です。
1冊目とどちらが自分に合うのか比べてみるのがよいですね。
応用編の本もありますので、少し簡単と感じた方はそちらをおすすめします。
こちらは初心者向けとは言い難いので、最後の初心者向けの参考書を紹介しますね。
振動・波動 マセマ
上記の2つの教科書では難しすぎると感じた方は、マセマシリーズの振動・波動をおすすめします。
厳密には振動工学とは異なるのですが、基礎的な部分は共通していますので、
まずはしっかりと基本を理解したい方に最適です。
マセマシリーズは色んな分野の参考書が出ており、振動工学以外の分野もわかりやすいです。
私も学生時代、微積とかでお世話になりましたので、おすすめですよ。
ちなみにマセマの振動・波動については、演習もありますので、問題演習をやりたい方はこちらを使ってみましょう。
もっといろんな教科書を読んで選びたい人は?
ここで紹介した3冊以外にも、もっといろんな教科書を読んで選びたい人もいらっしゃると思います。
そんな方にはAmazonのKindle Unlimitedがおススメです。
Kindle Unlimitedですべての教科書が無料で読めるわけではありませんが、結構無料で読める教科書も多いので、いろんな種類を読みたい人は試してみてもよいでしょう。
初回登録30日間は無料ですので、無料期間中にどんな感じか掴んでみて、気に入らなければ解約してしまえばよいと思います。
月額980円ですので、読書好きの方であればすぐに元を取れますね。
まとめ
今回は振動工学の初心者向けの教科書、参考書を紹介しました。
振動工学は微分方程式を解くことがメインになってくるので、紹介した参考書を使って、しっかりと自分の手で微分方程式を解いていって欲しいと思います。
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