
みなさん、リモートデスクトップの設定はできてますでしょうか?
リモートデスクトップでデュアルディスプレイにするやり方を紹介します。
通常のパソコン作業でも、デュアルディスプレイ(複数のディスプレイ使用)にすると、作業効率が段違いですよね。
まず、前提ですが、Windows10を使用したPCで解説します。
この記事を読めば約30秒で設定できますので、すぐです。すぐできます。
そもそもリモートデスクトップって何?どうやるの??
という方については下の記事で紹介していますので、是非やってみましょう☆
【初心者向け】リモートデスクトップのやり方 在宅勤務でも会社のパソコン操作
目次 -Contents-
リモートデスクトップ+デュアルディスプレイ
通常、ホスト側のPC(リモートされる側のPC)がデュアルディスプレイの場合、
リモートデスクトップ接続を行うと、下図のようになってしまいます。

今回は下図のように リモートするパソコン側で、
ホスト側のPCのサブディスプレイを移す方法を説明します。

リモート側PCにホスト側の複数の画面を移す方法
まず、 Windowsボタンから Windowsアクセサリを選びます。

アクセサリの中から リモートデスクトップ接続を選びます。

リモートデスクトップ接続のウィンドウが新たに開きますので、左下に表示されているオプションの表示を選択を選択します。

下図のような画面が開きます。
最初は全般のタブが選択されていますので、 全般の右の画面のタブを選択し、リモートセッションですべてのモニターを使用するにチェックを入れます。

以上で終了です。
あとは接続するだけで、現在使用しているPCに、ホスト側の複数ディスプレイ画面が表示されているはずです。
ちなみに ホスト側(リモートされる側)のPCで3つのディスプレイを使用している場合、
リモート側にも3つのディスプレイを用意すれば、
3つともホスト側のディスプレイを表示させることも可能です!
リモートデスクトップ接続の弱点
デュアルディスプレイにすると、通信量が多くなります。
単純に2つの画面分の通信をするので当然ですよね。
そのため通信回線が不安定の場合、リモート操作が不安定になり、
突然フリーズすることもあります。
通信回線が不安定の理由でフリーズした場合は、
リモートデスクトップ接続を強制的に終了させて大丈夫です。
リモートデスクトップ接続を再び行うと、
フリーズする直前の状態で再スタートできます。
私の場合、在宅勤務でリモートデスクトップ接続作業していると、
お昼ごろに妻が電子レンジを使ったときに通信回線が不安定になります・・・
電子レンジなどの干渉の対策としては、
5GHzの無線を選択する、というのが一つ上げられます。
私の場合を例にすると、下記のような二つの無線があり、Aの方(電波の周波数が5GHzのもの)を選びます。(表記はルーターによって違うので確認してみてください)
ちなみにルーターというのは、壁からネットのケーブルが出ているのが普通なのですが、その壁から出たケーブルの先に、繋がっている無線信号を飛ばす機械です。
ランプがチカチカしているアレです。
- Buffalo-G-〇〇〇
- Buffalo-A-〇〇〇
ちなみにGの方は電波の周波数が2.4GHzで、こちらは 遠くまで届くけど、他の家電の干渉を受けやすい通信、と覚えていてください。
一方Aの電波の周波数は5GHzで、 家電の電波の干渉はないけど、壁に弱いです。
ルーターが置いてある部屋と違う部屋でPCを使う場合、電波が弱くなります。

無線で接続している方は要注意ですね。
我が家は1階にルーターがあって、2階でパソコン作業をしているので、Aの5GHzの無線が弱くなっています。
通信の安定性を考えるのであれば有線でつなぎたいところなのですが、家の構造上できないのが難点です・・・仕方なしで2.4GHzのGの方を使っています。
有線でつなげることができるのであれば、是非、有線でつなぐことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?設定自体はすぐできますので、活用していただければと思います。
在宅勤務をしてて感じることなのですが、そもそも意外とデュアルディスプレイをしていない方も多い印象を受けます。
私は家のパソコンも仕事のパソコンもデュアルディスプレイです。
場合によっては3画面をリモート接続させるときもあります。
コロナウィルスの影響で、今後、リモートワークも増えると思いますので、これを機にディスプレイを購入するのもアリだと思います。
今だと2万円くらいでディスプレイを買えますね。
記事で述べたように、通信量が少し多くなったりしますので、通信環境と相談しながら利用してください。
ちなみに将来5Gが普及したら、このあたりの通信環境も劇的に変わると期待しています。
是非とも使いこなして、作業効率をUpさせてください☆